今回は日本代表の比江島慎選手【宇都宮ブレックス】が東京オリンピックで着用していたバッシュを紹介します。
比江島選手は日本トップクラスの得点力を誇るプレイヤーで、学生時代から日本一を経験するなどエリートとして活躍してきました。17-18シーズンMVPにも選ばれています。
独特なリズムでディフェンスを交わしドリブルでインサイドに切り込むドライブや、3Pシュートなど、様々な得点パターンを持つ日本屈指のスコアラー。その得点能力は比江島ステップや比江時タイムなどという言葉も生まれるほどです。
比江島選手が東京オリンピックで着用していたバッシュは?
比江島選手が東京オリンピックで着用していたバッシュはKOBE IV PROTRO UNDFTD です。
このバッシュは伝説的な元NBAプレイヤー コービーブライアント選手の4作目を復刻したモデルです。
プロトロとはパフォーマンスレトロ(PERFORMANCE RETRO)に由来する造語であり、復刻でありながら現代的なパフォマーンス性能を備えたモデルになっています。
KOBE Ⅳは2008年12月にコービーが着用してデビューしたのでいまから、13年近く前のモデルです。
比江島選手は日本代表カラーに近いオレンジのKOBE Ⅳ PROTROとを着用していました。
これはカスタムではなく実際にundefeatedで発売されたとてもレアなカラーです。
比江島選手は日本代表のためにこのカラーを取っておいたのでしょうか‥いずれにしてもこのレアモデルを日本代表で着用する比江島選手かっこ良すぎますね。
KOBE Ⅳはバスケットシューズに革命を起こした?
KOBE Ⅳはローカットでバスケットシューズに革命を起こしたモデルです。
今となっては各メーカーがローカットモデルを出しており、当たり前になっています。しかし以前はハイカットモデルが多く、今の感覚で見ると動きにくそうなモデルが多いです。
コービーの影響で足首を動かしやすいローカットモデルが一気に市民権を得ました。
KOBE Ⅳ PROTROのスペックは?
パフォーマンスレトロ(PERFORMANCE RETRO)と名のついているようにスペックが現代的になっています。
ミッドソールは「クッシュロン」と言われてます。
踵部にズームエアが搭載されています。
前足部には特にクッションは搭載されていません。
現代的にはなっていますが、「めちゃくちゃハイスペックな感じではないな〜」 個人的には思いました。
最後に
コービー・ブライアントは私が最も好きなNBA選手の一人だったのですが、不幸な事故でこの世を去ってしまいました。
事故が報道された日の朝、ニュースを見た時はとても信じられず放心状態だったことを思い出します。
コービーの名を冠したバッシュを比江島選手はじめ多くのスター選手が着用している事は、コービーがいかにスーパースターであったかを実感します。
コービーの新しいモデルは今後は発売される可能性は極めて低いと思いますが、コービーという偉大な選手は皆の心の中に残り続けるでしょう。